不動産コラム

相続のお話・トラブル案件その1

相続とは?

弁護士や税理士の先生方とお仕事させていただく事が多いので、相続に関する不動産の査定及び売却の依頼をお受けすることが多くあり現在も3件の相続案件を対応させていただいております。

弁護士

相続と聞くと親から子供へが一般的ですが、色々なパターンがございます。
悲しいお話ですが子供から親へもございますし、兄弟姉妹の間でもよくある話、または叔父さん叔母さんから相続もよくございますが、最近は結婚されない方も多いので今後叔父さん叔母さんからも増えていくかもしれませんね!(他にも色々なパターンの相続がございます)

相続での不動産トラブルは沢山あります。
もちろん分配をめぐって争うことは良くある話で、各兄弟が各々不動産屋に依頼した査定書に大きな乖離があったり、売却しようと思ったら建物が建てれない土地だった等相続対象の不動産自体が大きな問題だったという場合も沢山ござます。

今までの相続のトラブル案件で大変だった中には、土地を売却するために相続人21人から相続に関する署名捺印をいただかなければならない物がございました、1人は東北1人は中国地方、相続人が皆さんバラバラのお住まいで中には「そんな土地は知らないし親戚だとも思ってないから判子なんか押さない!」と長く交渉に時間がかかったりと本当に大変でした!

最後はお金の話になっていくのですが、そういう案件の取りまとめが一番大変です世の中で一番怖いのはやはり人間ですからね(笑)

何を言いたいかと言いますと

相続は早めの対応が大事と言う事です!

私自身出身が長崎県長崎市で地方出身者ですが、割と地方の方が相続起きても土地建物の名義変更もしないでそのままにしている方が多く、売却するには遺産分割協議書に何十人もの署名捺印が必要となり、私の聞いた司法書士からの話では相続人を調べたら約100人になったそうです。

その時点で必要経費が掛かりすぎるのと、時間もどれほどかかるのか読めないためその案件の依頼はお断りしたそうです。

これからは相続やトラブル案件のお話をシリーズ化してブログに書いて行こうと思うので、お読みいただいた方で質問等いただけたら嬉しいです!