不動産コラム
6月30日夏越の祓「なごしのはらえ」半年間の穢れを祓う。
氏神様の氷川神社で茅の輪をくぐり、半年間の穢れを祓いました。
6月の晦日、30日は夏越の祓「なごしのはらえ」と言いますが、茅の輪をくぐり半年間の穢れを祓いますが、12月の大晦日31日は年越しの祓「としごしのはらえ」、大祓(おおはらい)とも言いますが同じように茅の輪をくぐり、神社によっては人の形をした形代で全身をなで、息を三度吹きかけて心身の罪や穢れを移して祓い清め、疫病厄災除けを祈念し半年間の穢れを祓います。
写真の前の茅の輪の一緒に住んでるトイプードルのふーちゃんですが、最近は一緒に入れる神社が本当に少なくなりました。
もちろん神聖な場所なので古くからペット禁止の神社も多くあります。
しかし神社の中には狼を御眷属、神様の使いとして狼を祀り「お犬さま・山犬・御眷属様」として親しまれ狛犬が狼の神社もございます、そういったことで同族の犬(ペット)と一緒に参拝することを長く黙認してこられた神社があったのですが、マナーの悪い参拝客方々が多くいらっしゃたのでしょうか、急にペット連れの参拝禁止になった神社もあります。
ペット禁止になった有名な神社が秩父の「三峰神社」です。
境内の売店の方や宿泊が出来る興雲閣のスタッフの方々もとても素敵な人ばかりでとても好きな神社で、よくふーちゃんも連れて祐氣取りに行ってたのでペット禁止になったのがとても残念です。
穢れ
穢れと聞くと「罪・穢れ」大層なものに聞こえて来るかもしれませんが、人は知らず知らずのうちに「人を嫉んだり・悪口が出たり」等、自分の中に悪い氣を宿したりしがちです、それを半年に一度茅の輪をくぐり、神社によっては人の形をした形代で全身をなで、息を三度吹きかけて心身の罪や穢れを移して祓い清め、新たな気持ちで良い氣を取り入れ色々な事に取り組んだり、周りの人とうまく交流が持てるような半年をまた送れるようにします。
私自身、毎月1日に月詣りに行きますし毎日事務所の神棚にも詣りますが、やはり6月の晦日12月の大晦日は特別なもので身が引き締まるので新たな気持ちで仕事にも家族にも向き合えますし、良いことが起こりそうな気分になります(笑)
そうです、そんな気持ちになる事が一番大事なんです!
初詣もいいですが、年二回の大祓いに行かれることを皆さんにおすすめしたいですね。
茅の輪くぐりの由来
茅の輪くぐりはに日本神話に由来します。スサノオノミコトが旅の途中に宿を求めた、備後国の蘇民将来(そみんしょうらい)との逸話が起源です。
貧しいにもかかわらず、喜んでスサノオノミコトをもてなした蘇民将来に対し、弟である巨旦将来(たんしょうらい)は裕福にもかかわらず宿を貸そうともしませんでした。数年後、再びスサノオノミコトは蘇民将来のもとを訪れ「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」と教えました。
教えを守った蘇民将来は難を逃れられ、それ以来、無病息災を祈願するため、茅の輪を腰につけていたものが、江戸時代を迎える頃には、現在のようにくぐり抜けるものになったといわれています。